ポッドキャストの通信量はどれくらい?消費量を抑える方法を紹介

ポッドキャストは、場所や時間を選ばず手軽に耳で楽しめることもあり、若者を中心に人気のコンテンツです。しかし、「長時間聴いていると通信量が気になる」「データ容量を使い切ってしまわないか不安」と感じている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、ポッドキャストで消費する通信量の目安と、スマートフォンの通信量を抑えて快適に利用するための具体的な方法を紹介します。

ポッドキャストで消費する通信量

ポッドキャストの通信量は、主に「音質(ビットレート)」と「再生時間」によって変動します。一般的な目安と、音質設定による違いを見ていきましょう。

1時間あたりの平均的な通信量

ポッドキャストをストリーミング再生した場合、1時間あたり20MB〜100MB程度の通信量を消費するのが一般的です。

番組やプラットフォームの標準的な中音質設定(96kbps)であれば、40MB〜50MB/時間が目安となります。

例えば、通勤で片道1時間、往復で毎日ポッドキャストを聞いた場合、標準的な音質(50MB/時間と仮定)で聴き続けたとすると、1ヶ月(20日間)で消費する通信量は以下のようになります。

50MB/時間×2時間/日×20日=2,000MB=2.0GB

この例では、月に約2.0GBの通信量を消費することになります。聴く頻度や時間によっては、想定以上にデータ容量を消費する可能性があるため、注意が必要です。

音質設定による通信量の違い

ポッドキャストのデータ容量は、音声の品質を決めるビットレート(kbps/キロビット毎秒)に大きく影響されます。ビットレートが高いほど音質は良くなりますが、データ消費量も増加します。

一般的なビットレートごとの1時間あたりの通信量の目安は以下の通りです。

音質設定ビットレート1時間あたりの通信量
低音質64 kbps約28MB/時間
中音質96 kbps約42MB/時間
高音質128 kbps約56MB/時間

音楽番組や効果音を重視するコンテンツを最高の音質で楽しみたい場合は、128kbpsなどの高音質を選びたいところです。
トーク番組など音質にそこまでこだわらない場合は、64kbpsの低音質を選ぶことで、通信量を大幅に抑えることができます。

プラットフォームごとの通信量の違い

ポッドキャストは、Apple Podcast、Spotify、Google Podcastなど、さまざまなプラットフォームで配信・聴取できます。利用するプラットフォームによっても、通信量には若干の違いがあります。

主要プラットフォームの通信量比較

各プラットフォームはそれぞれ独自の圧縮技術や音質設定を採用しているため、同じビットレートでも実際の通信量には差が出ることがあります。

主要なポッドキャストプラットフォームにおける1時間あたりの通信量の目安は以下の通りです。

プラットフォーム1時間あたりの通信量(目安)
Apple Podcasts30〜60MB/時間
Spotify40〜70MB/時間
Google Podcasts20〜50MB/時間

アプリの設定や番組によって大きく変わるため、あくまで参考値として捉えてください。

自分に合ったプラットフォームの選び方

通信量を抑えたいのであれば、上記のようなデータ消費量の目安を参考にプラットフォームを選ぶのも一つの方法です。
しかし、ポッドキャストを快適に利用するためには、データ消費量だけでなく、コンテンツの充実度や操作性、プレイリスト作成やエピソードの管理機能などの追加機能の要素でも判断することが重要です。

多くのプラットフォームでは音質設定を調整できる機能が備わっているため、まずはコンテンツの豊富さや使いやすさでプラットフォームを選び、次に通信量を抑える設定を実践するのがおすすめです。

通信量を抑えてポットキャストを利用するには?

ポッドキャストをデータ容量の消費を気にせず楽しむためには、利用環境やアプリ設定を見直すことが最も効果的です。

Wi-Fi環境でダウンロードする

最も効果的に通信量を節約できるのが、Wi-Fi環境でのダウンロード(オフライン再生)です。

自宅のWi-Fiで事前ダウンロード

自宅や職場のWi-Fiなどデータ通信量を気にしなくて良い環境で、エピソードを事前にダウンロードしておけば、外出先ではモバイルデータ通信を使わずに再生できます。

自動ダウンロードの活用

多くのポッドキャストアプリには、新しいエピソードが公開された際に自動でダウンロードする機能があります。この機能を「Wi-Fi接続時のみ有効」に設定しておくことで、手間なく通信量を節約できます。

公共Wi-Fiの利用

外出先でどうしてもダウンロードしたいけれど通信量の上限が迫っている場合は、カフェや駅などの公共Wi-Fiを利用するのも手です。ただし、セキュリティに十分注意し、VPNなどを利用して安全性を高めることをおすすめします。

音質設定を調整する

前述の通り、音質を下げることで通信量を抑えられます。

トーク番組は低〜中音質で十分

BGMや効果音にこだわりがないトーク中心の番組であれば、音質設定を「低(64kbps)」や「中(96kbps)」に調整しても、内容を理解するのに支障はありません。

アプリの音質設定を確認・変更

利用しているポッドキャストアプリの設定画面から、ストリーミング再生やダウンロード時の音質設定を確認し、調整しましょう。

モバイルデータ使用時とWi-Fi使用時で設定を分ける

アプリによっては、「モバイルデータ通信時は低音質、Wi-Fi接続時は高音質」のように、接続環境に応じて音質設定を自動で切り替える機能があります。この設定を活用すると、より効率的に通信量を節約できます。

まとめ

ポッドキャストの通信量は、1時間あたり20MB〜100MB程度と、動画コンテンツに比べると少ないものの、長時間利用する場合は無視できない量になります。

通信量を節約する最も効果的な方法は、Wi-Fi環境での事前ダウンロードです。また、アプリの音質設定を見直すことで、無理なくデータ消費を抑えることができます。

これらの工夫をして、データ容量を気にすることなく、ポッドキャストでの「聴く時間」を存分に楽しんでください。