「ポッドキャストを始めたけれど、収録になるとうまく話せない」「途中で話が脱線してしまう」と悩んでいませんか?面白くてリスナーに聴いてもらえるポッドキャストを作るためには、「しっかりと台本を作ること」が大切です。
本記事では、ポッドキャストの一般的な番組構成と、ポッドキャスト台本の作り方を解説します。この記事を参考に、魅力的なポッドキャスト台本を作りましょう。
目次
ポッドキャストの構成
一般的なポッドキャストは、以下のような番組構成になっていることが多いです。
オープニング
オープニングでは、番組の概要や雰囲気などを伝えることが重要です。番組を聴いてもらうため、リスナーの関心を惹くようなフックを用意しましょう。
トピックの紹介
メインのトピック(本編)に入る前に、どんなトピックが始まるのか紹介を入れましょう。「この番組でどんなことを知れるのか」が分かり、リスナーの興味をそそります。
本編
番組本編では、分かりやすく流れに沿った構成でトークを進めます。違うトピックに移るときは改めて「トピックの紹介」を挟み、リスナーの興味が途切れないようにしましょう。
また、時折リスナーへの質問を投げかけたり反応を求めたりすることで、リスナーをより惹き付けられます。
スポンサーメッセージ
スポンサーがいる場合は、番組のどこかでスポンサーからのメッセージを伝えましょう。トピックとトピックのつなぎ目や、エンディングの前にスポンサーメッセージを挟むと自然な流れになります。
エンディング
番組のエンディングでは、今回のまとめや次回予告に加え、番組のフォローやお便りの送付などリスナーにしてほしい行動(CTA/コールトゥアクション)を伝えます。なるべく簡潔にはっきりと伝え、番組を締めくくりましょう。
ポッドキャスト台本の作り方ステップ
いきなり台本の文章を書き始めるのはNGです。以下の3ステップを踏むことで、軸のぶれない台本が作れます。
ステップ1:話のゴールを決める
「このエピソードを聴き終えたリスナーに、どうなってほしいか」というゴール(着地点)を最初に1つ設定します。何を教えたいかや、どんな気分になってほしいかを中心に考えると良いでしょう。
ステップ2:伝えたい要素を3つ書き出す
ゴールに向けて必要な要素を3つに絞り込みます。人間の脳が一度に理解しやすい情報量は「3つまで」といわれているため、話を詰め込みすぎないのがコツです。
ステップ3:自分のスタイルに合う書き方を選ぶ
要素が出揃ったら、自分のトークスキルや番組の雰囲気に合わせて文章化します。その際は、次に説明する「台本の種類」から最適な書き方を選びましょう。
台本の種類
台本には大きく分けて3つのスタイルがあります。自分の話しやすさに合わせて選びましょう。
フルスクリプト
番組で話す内容を詳細に一字一句書き出した台本です。
言葉に詰まる心配がなく、伝えたい情報を過不足なく正確に届けられる点が最大のメリットといえます。一方で、文字を追うことに必死になると感情がこもりにくく、リスナーに「朗読(棒読み)」のような印象を与えてしまうデメリットもあります。
そのため、正確な数字やノウハウを伝える専門的な解説番組や、ニュースを扱うエピソードなどに適しています。
セミスクリプト
話の流れや絶対に伝えたいキーワード、あるいは導入と締めの一言だけをメモしておく方法です。
ある程度のフリートーク力が必要になりますが、その場のテンポやライブ感を残せるため、パーソナリティの人柄や番組の空気感が伝わりやすいという魅力があります。
こちらは、日常のカルチャー雑談やライフスタイル系のトーク、あるいはゲストを迎えたインタビュー番組など、親しみやすさを重視したいシーンに最適です。
箇条書きメモ
トピックの内容と順番のみを書き出した台本です。自由度が高いため、ゲストとゆるく対談したいときなどにおすすめです。
そのまま使える台本テンプレート
ポッドキャスト初心者が今日から使える、最も標準的な「セミスクリプト型」のテンプレートです。カッコ内を書き換えてご活用ください。
オープニング
「みなさん、こんにちは。[番組名]の[パーソナリティ名]です。 最近、[最近あった小さな日常の出来事]だったのですが、みなさんはどうお過ごしですか? さて、今日のテーマは『[本日話すトピック]』についてお届けします。それではスタートです。」
本編
「結論から言うと、[本編の結論]です。なぜかというと、理由は3つあります。1つ目は、[理由1]。 2つ目は、[理由2]。3つ目は、[理由3]。 つまり、[全体のまとめ]ということですね。」
エンディング
「今日は『[本日のトピック]』についてお話ししました。 番組の感想は、Apple Podcastのレビューや、Spotifyのコメント欄、またはX(旧Twitter)のハッシュタグ『[#番組名]』で教えていただけると嬉しいです。 それでは、また次回お会いしましょう。[パーソナリティ名]でした!」
ポッドキャストの目的に合わせた台本と構成を作ろう
ポッドキャストを作るとき、台本があることでコンセプトがはっきりし、より魅力的な番組になります。
台本の種類は、ざっくりと構成だけ決めたものから、一字一句かっちりと決めたものまでさまざまです。番組の目的や雰囲気によって選びましょう。
オトキャンパスでは台本のほか、音声配信を始めたい方に役立つノウハウを紹介しています。初心者〜中級者の配信者はぜひ参考にしてみましょう。