通勤中や作業中に「ながら聴き」できるコンテンツとして、ポッドキャストが一躍注目を集めています。同時に、ポッドキャストを配信したい人も増えています。
朝日新聞社とオトナルが共同で行った調査によると、ポッドキャストの配信経験がある人は1年間で約3%増加しています(2025年2月の11.6%から2026年2月の14.7%へ増加)。
本記事では、ポッドキャストを配信したい人に向けて、おすすめの録音アプリとその選び方を紹介します。
目次
ポッドキャスト録音アプリの選び方
現在はさまざまな録音アプリがあるため、どれを選ぶか迷ってしまう人は多いでしょう。そんな時は、録音する機器や、アプリの機能性を基準に選ぶのがおすすめです。
スマホ・PCどちらで録音するかで選ぶ
ポッドキャストを配信する場合、まずはスマホ・PCのどちらで録音するかを選びましょう。音質にこだわらない場合は、内蔵のマイクで録音できます。音質にこだわりたい人は、専用のマイクをPCに接続して録音しましょう。
スマホに元からインストールされている「ボイスメモ」や「ボイスレコーダー」などのアプリでもポッドキャストを録音できます。
必要な機能で選ぶ
一部の録音アプリには編集機能が含まれており、録音から編集まで1つのアプリだけで済ませることができます。
複数人でポッドキャストを収録したい場合は、マルチトラック録音の機能が必須です。また、Zoomなどのオンライン会議ツールを使えば、リモートでトークを収録できます。
音質と対応フォーマットで選ぶ
音質でアプリを選ぶこともできます。アプリによっては、WAV(PCM)やMP4などの高音質フォーマットに対応しており、プロ並みの音質で収録できます。
また、ノイズ除去機能のあるアプリなら、よりクリアな音質で録音できます。
ポッドキャスト録音におすすめのアプリ9選
ここでは、ポッドキャストを録音したい人におすすめのアプリを9つ、厳選して紹介します。
スマホで録音できるアプリ
- ボイスメモ
- オーディオレコーダー
- Spotify for Creators
- CapCut
「ボイスメモ」はiOS、「オーディオレコーダー」はAndroidの標準アプリで、多くのスマホに最初からインストールされています。
「Spotify for Creators」は、音楽アプリ「Spotify」上でポッドキャストを配信できるアプリです。このアプリ1つで、ポッドキャストの録音と配信が可能です。
「CapCut」は、録音だけでなく編集まで無料で利用できるアプリです。ノイズを除去したりBGMを付けたりすることも可能で、高品質なポッドキャストを作成できます。
PCで録音できるアプリ
- Audacity
- AudioDirector
- GarageBand
「Audacity」は、プロ並みの高音質で録音と編集ができるアプリで、無料で利用できます。また、マルチトラック編集が可能で、簡単にBGMや効果音を付けることができます。
「AudioDirector」には、ポッドキャスト配信者向けの「ポッドキャスト スタジオ」機能が追加できます。自動の文字起こし機能によって、効率的にポッドキャストの編集が可能です。
「GarageBand」はiOS専用の録音アプリで、録音から編集まで無料で実行できます。さまざまなBGMや効果音が用意されており、それらも簡単に追加できます。
オンライン収録ツール
- Zencastr
- Zoom
複数人のトークを録音する場合は、「Zencastr」や「Zoom」などのオンライン収録ツールを利用しましょう。
「Zencastr」はポッドキャスト向けに開発されたアプリで、クリアな音質や編集の手軽さが魅力です。また、AIがノイズ除去や音声バランスの調整を自動で行ってくれるため、プロレベルのポッドキャストに仕上げられます。
オンライン会議アプリとしておなじみの「Zoom」は、ポッドキャストの録音にも活用できます。「レコーディング」ボタンから、複数人でのトークを簡単に録音可能です。
録音アプリを使う際のポイント
ポッドキャストの録音には、いくつかのコツがあります。これらのポイントを意識すれば、よりクオリティーの高い番組の品質が向上します。
録音環境を整える
音声を収録する時は、録音環境をしっかり整えることが重要です。余計なノイズが入らないよう、録音する時は静かな場所を選びましょう。エアコンや扇風機、家電製品の音も最小限に抑えます。
また、スマホやPCの内蔵マイクではなく、外部マイクを使うと、さらに高音質で録音できます。録音時にイヤホン・ヘッドホンを使用すると、細かいノイズまでチェックすることができます。
録音前に設定をチェックする
きれいに録音するためには、アプリの設定も大切です。多くの録音アプリでは、低音質から高音質まで、ユーザーが好みの音質を設定可能です。
また、「モノラル」か「ステレオ」の設定にも注意しましょう。モノラルの場合、すべての音が真ん中から聞こえます。ステレオは、音が左右どちらから聞こえるか判別できる形式です。
1人でトークする場合は、モノラルで十分でしょう。複数人の対談や楽器の弾き語りをする場合は、ステレオが適しています。
録音後は編集ソフトで仕上げる
アプリで録音した音声は、編集ソフトで仕上げましょう。編集機能が付いた録音アプリなら、録音から編集まで一気に実行できます。
編集作業では、不要な部分をカットしたり、BGMを付けたりします。編集を行うことで、ポッドキャストの完成度がぐっと向上するでしょう。
ポッドキャストの編集のやり方や、使いやすい編集ソフトを知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
自分にぴったりの録音アプリでポッドキャストを始めよう
ポッドキャストを配信する時は、自分に合った録音アプリを選ぶことが大切です。スマホアプリなら手軽に収録でき、PCならより高音質で本格的なポッドキャストが制作できます。
また、録音環境を整え、編集ソフトで仕上げることで、ポッドキャストの完成度がさらに高まります。これらのポイントを意識して、ぜひ魅力的なポッドキャストを作りましょう。
ポッドキャスト配信の始め方をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。